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野菜作りにかけた思い

僕たちは北海道知床斜里町で
完全に0からの新規就農をしました

農薬、化学肥料、遺伝子組み換え
これらは全て使わないことを徹底しています

有機JASで認可されている指定農薬も一切使いません

農家が農薬や化学肥料について触れることは
タブー視されていますが僕たちは
自分の思っている意見を全て正直にお伝えします

【農薬、化学肥料を絶対に使わない理由】
1番は安心して食べられる野菜を作りたいからです

自分の作った野菜を愛する人に自信を持って
食べてもらえるものを生産したいと思っています

国は安全基準値を定めていますがそれが100%
安全であると思っていません

それは自然や虫は素晴らしいもので
徐々に抵抗遺伝子を持つようになるからです

つまり、前に効いていた農薬は効かなくなり量を増やすか
もっと強いものでないと効果がなくなります

これを農薬抵抗性害虫、スーパー雑草と呼ばれ
世界的にも問題になっています

安全基準値はあるけれど
緩和せざるを得ないと言う側面もあるのです

【このままでは農業ができなくなる】
農業は環境を汚染していると言うことも
僕たち農家は自覚する必要があります

少なくとも、化学肥料や農薬は微生物を殺し
虫を殺し、環境汚染につながります

FAO(国連食糧農業機関)は農薬、化学肥料が
一因となり世界の農地の3分の1が
劣化していると警鐘を鳴らしています

このままいけば2050年までに
90%以上が劣化する可能性があるとしています

工業化した農業は食料生産に大きく貢献したのは
間違いありませんがそれがこの先永遠に続くことはありません

いずれ農業はおろか
食料生産ができなくなる日がくるのです

【自然に生かされているという原点に戻る】
自分たちには関係ないと思うかもしれませんが
この世界は食物連鎖によって成り立っています

人間が勝手に害虫としている虫にも役割があります
それを殺虫剤で殺していいとは思いません

農薬や化学肥料を使うことで
土の中にいる微生物は死滅します

目に見えない世界だけれど
そこで循環を止めているのです

自然に生かされている人間は
今こそ共生を考えるべきではないでしょうか

僕たちは化学肥料、農薬を一切使用せず
減耕起、カバークロップを用いて生物多様性を守り

一部は完全不耕起栽培で自然栽培に取り組み
自然と愛する人を守っていきます

世界自然遺産に登録され、豊な自然に恵まれた
北海道知床斜里町から有機農家の挑戦です

いつも本当にありがとうございます!